コラム
草野球
本社
私は、30年近く草野球をやっている。
しかし、なぜ「草」野球なのでしょうか?
語源ははっきりしていませんが、「草」には「素人の集まり」的な意味で使われることが多く、野球以外にも草相撲や草競馬と言った使われ方をすることがあります。
おそらくそれらと同じ意味合いで、草野球とは『素人が集まって、空き地などでする野球』ということになるのでしょうか。
私が、やっている草野球もまさに『ザ・草野球』といえるものだと思う。
日曜日の朝から河川敷に、10代から60代の野球好きが集い野球をする。
しかし、この草野球がなかなか捨てたものではなく、SNSの普及で『Face To Face』のコミュニケーションが希薄といわれている昨今。
様々な年代の人たちが集う草野球では、世話好きな先輩から野球のことに限らず敵味方関係なく、あれやこれやとアドバイスがくる。煩いなぁなんて思う時もあるがとにかくアドバイスがくる。
しかし、このお節介が心地よい。
若者も野球の事となると負けておらず、先輩たちがミスをすると全く遠慮なしにヤジが飛ぶ。
コミュニケーションがとれ良い関係性が築けているからか、先輩も嫌な顔せず『うるせぇ!』と笑顔で返す。お互いに言い合えるこのコミュニティは素晴らしい。
草野球が好きで楽しい時間を過ごせる。だから、みんなここに集うのだ。
私も、体が動く限り『草野球』を続けようと思う。
DPI課 T